
桜通りの路地裏に、ときどき僕が立ち寄るバーがあります。
シングルモルトの生き字引のようなマスターが、美味しいウイスキーとそれにあった料理を提供してくれる小さなお店です。
そのお店のカウンターで若い女の子と知り合いになりました。26才のデパガらしいのですが、雰囲気はちょっと夜のお勤めな感じです。二人で取り留めもない話をしているうち、話題は市内の美味しいラーメン屋はどこかというテーマに移り、お互い情報交換しているうちに猛烈にラーメンが食べたくなってきました。
彼女も同じだったようです。さっそく二人でその店から一番近いラーメン屋に移動しました。鶏がらスープの熱々のラーメンを食べ終えると、なんかすごく打ち解けた気分になって「このままどっかに泊まっちゃわない?」とすごく自然な感じで切りだすことができました。

「最初からそれ狙っての?」
と彼女がいうので
「いま、急にエッチしたくなった」と正直に答えました。
彼女は苦笑しながら「じつはわたしも」と呟き、その夜、ホテルですごく濃いエッチをしました。
それにしても彼女のエッチはなんだか手際がいい。
フェラをしながら僕の乳首を撫でてきたり、アナルに軽く指を差し込んだり、手と口が絶え間なく愛撫を繰りかえしています。
しかも、僕がいきそうになる寸前で愛撫を抑え、射精の波を鎮めます。エッチの後、聞いたのですが、彼女はじつはソープ嬢でときどき仕事でないエッチをしないと、うまくバランスが取れないのだそうです。
それなのに根っからのご奉仕好きなのか、プレイベートでも相手を気持ちよくさせないと自分も興奮できないのだそうです。ある意味、天使のような女性です。
でも彼女はメアドは教えてはくれませんでした。
もし、この次、あのカウンターで再会できたら考える、といってくれましたが、彼女はもうあの店にはもう現れないような気がしました。